ススキとオギとヨシはよく似ています。これらをまとめてカヤと呼んでいます。茅葺き屋根の材料です。学校前の高野川沿いにはススキとヨシが見られます。どこかにオギがないか探し回りました。八瀬や鴨川の河原にはススキばかりでしたが、オギはもっと湿った桂川の土手の下にようやく見つけました。ススキにはのぎ(芒)があるのに、オギにはありません。
オギハラ(荻原)さんやオギノ(荻野)さんは名字として多いのに、ススキハラ(薄原)さんはとても少ないのはなぜなのでしょうか。
空気と水の学習の終わりに水ロケットを打ち上げました。水と違って空気は力を加えると体積を小さくすることができ、その圧縮された空気の押し返す力で水を噴き出します。子どもたちは順番に空気入れを押して、発射のスイッチを引きます。暑い日で、たくさん水がかかるのも楽しんでロケットを打ち上げていました。
今年はたくさん咲いたタムシバやサクラの花が終わって さみしくなりました。代わって、戸寺町でみごとに咲いていたのが、このカリンです。モモの花の色とは また違う やさしい薄紅色です。黄色いナシのような実ができますが堅くて渋く、生では食べられないとのこと。果実酒やジャムにするそうです。
このサトザクラは運動場にある大きなさくらの木にできた種子・サクランボから育てて5年目で初めて花を咲かせました。今年6年生になった子どもたちの2分の1成人式のときに、このさくらの苗を校門のそばに記念植樹しました。この子どもたちが卒業する頃にはもっとたくさんの花を咲かせてくれるでしょう。
子どもたちと金毘羅山へ行きました。草生から寂光院の前を通って翠黛山経由でした。大きなホオの葉を見つけたり、グレープフルーツのにおいのするカヤの木もありました。山頂は晴れているはずなのにちょっと霧が出ていたようで大原は見えたけれど、期待した京都市内はかすんでいました。しっかり元気に歩き通して、みんな給食が待ちきれないくらいお腹がへりました。
山の木の観察に行ったとき、子どもたちが興味を持ったのがチャの木です。4年社会科の学習で宇治茶のことをいろいろ習っているところで、ぜひ学校に持って帰って これでお茶をつくろうとなりました。
新芽ではなくて 今はいちばん葉の固そうな季節なのですが、なんとかお茶にならないか手もみでやってみました。フライパンで炒ったほうじ茶も ちょっと味は薄かったけれど、みんなでお茶をいれていただきました。
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